中国国家発展改革委員会副主任、国家エネルギー局局長の張国宝氏は11月9日、全国石炭活動会議の席上で、「十二・五(第12次5カ年計画)」期間中に炭鉱企業の合併・再編を早急に進め、1億トン規模の石炭企業を10社育成する考えを明らかにした。
張国宝氏によると、「十二・五」期間の石炭生産には、大型の石炭企業、石炭施設、現代化炭鉱を中心に安定した供給の構造がほぼ形成され、2015年までに10社の1億トン規模、10社の5000万トン規模の超大型石炭企業が設立される。全国の石炭採掘の機械化レベルは75%を超え、1000万トン規模の炭鉱は60カ所に達する見通し。
「十二・五」期間中、炭鉱企業の合併・再編が急速に進められる。大型石炭企業を大型炭鉱施設の建設の主体とし、経済、技術、管理の優位性を備える企業による立ち遅れた企業の合併・再編、優良企業による地域や業種、所有制を越えた合併・再編を支援する。また、晋北、晋東、陝北、黄攏、蒙東、神東、雲貴、新疆、魯西、両淮、冀中などの大型石炭施設の建設を安定的に進める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月10日