成思危氏:CPI伸び率5%も恐ろしいことではない

成思危氏:CPI伸び率5%も恐ろしいことではない。

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発信時間: 2010-11-10 13:55:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

全国人民代表大会常務委員会の元副委員長、国際金融フォーラム(IFF)議長の成思危氏は北京で9日、中国はマイナス金利状態にあり、その上インフレの動きも弱まらず、利上げは不可避との見解を示した。

成思危氏は北京で開かれた国際金融フォーラムの合間に記者の質問に応じ、以下のように語った。「10月の消費者物価指数(CPI)の伸び率は4%に達する可能性が非常に高い。インフレには慣性があり、現行の通貨政策を突然やめることもできないため、今年のCPI伸び率は5%に抑えることができればよいほうだ。通年のインフレ率の目標である3%の達成は難しい」。

成思危氏は、5%のインフレ率は、経済成長率が10%の経済国にとって恐ろしいことではないと話す。

また、米連邦準備制度理事会(FRB)が近ごろ打ち出した量的緩和第2弾が世界の通貨安競争と過剰流動性を激化させることについては、「通貨戦争」を過度に強調する必要はないが、米ドルは国際通貨であるため、その他の国に流れるのは避けられない」と語った。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月10日

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