インドメディアは15日、スタンダードチャータード銀行が発表した経済データを分析し、インドは2012年に世界で経済成長が最も速い国になり、その年に国内総生産(GDP)は初めて日本を超え、米国と中国に次ぐ3位になるとの見通しを発表した。
インド紙『エコノミック・タイムズ』は15日、スタンダードチャータード銀行が発表したデータによると、2012年にインドは日本を超え世界3位の経済国になり、この状況は2030年まで続く可能性が高いと報じた。その頃に中国は世界一の座を獲得し、世界のGDPの24%を占め、インドは米国に次ぐ3位で世界のGDPの10%を占める見通しだという。
また同紙は、インドの最大の優位性は、中国と異なり、国民経済が輸出でなく基本的に内需で成り立っていることで、インドの経済成長率は2012年には世界一になるとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月17日