10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.4%上昇し、25カ月ぶりの高い水準となった。物価の上昇に注目が集まる一方、価格が上昇していないモノにも市民が関心を寄せている。「広州日報」が伝えた。
調査によると、なかには価格が上昇していないモノ、値下がりしているモノも確かにある。路線バスや公園、新聞などはここ10年値上がりしていないし、自動車やパソコン、電話代はこの10年で半額以下になった。
1.路線バス:乗るほど得
路線バスの値段はずっと上がっていないばかりか、今年1月1日から広州市では路線バスの料金が引き下げられた。路線バスや地下鉄に15回以上乗車すると4割引に、BRT(快速バス)の料金は従来の2-6元から一律2元になった。
今では93号ガソリンで1リットル6.8元はするのに、広州市の路線バスの料金はガソリン代が1リットル1元以下だった14年前から2元のままだ。