日本の大畠章宏経済産業相は18日、日本を訪問中のアメリカのチュー・エネルギー長官と会談し、レアアース(希土類)の代替材料開発における協力などに関する共同声明に調印した。
共同通信によると、この共同声明は、レアアースの採掘や代替材料の開発について、将来的にどのような分野で共同研究ができるかを検討するためのワークショップを開催するとしている。また、日米両国政府は次世代送電網「スマートグリッド」など環境技術のアジア太平洋地域での普及も目指すということである。
なお、日本の菅直人首相とアメリカのオバマ大統領は今月13日の横浜市での会談で、レアアースを含むクリーンエネルギー技術開発について政策対話を始めることで合意に達している。
「中国国際放送局 日本語版」より 2010年11月21日