青海省柴達木(ツァイダム)盆地にある昆北油田で行われていた埋蔵量探査活動が、このほど関連部門の審査に合格した。すでに確認された埋蔵量に新たな制御を加えて埋蔵量を予測したところ、埋蔵量が億トン級の規模に達することが確認された。さきに同省のガ斯で億トン級油田が発見されたのに続き、柴達木盆地で再び億トン級の単一油層の油田が発見されたことになる。
昆北油田は柴達木盆地の西部にある昆北階段断層に位置し、これまでに3つの単一油層の埋蔵石油(油田)が発見されている。昆北油田には埋蔵石油の埋蔵深度が浅く、貯蔵層の物性に優れ、埋蔵量は広い単一油層となっており、各石油井の生産量が多いという特徴があり、過去30年間に同省で発見された中浅層の油田の中で、埋蔵量が最も豊富かつ探査効率が最も高い単一油層の油田となっている。
*ガ:「乃」の下に「小」
「人民網日本語版」2010年11月24日