中国銀行監督管理委員会(以下、銀監会)が認可した中国初の外資系消費者金融会社「捷信消費金融」が1日、天津の経済技術開発区で営業を始めた。中国共産党の機関紙、人民日報(海外版)が伝えた。
同社はオランダに本社を置く大手金融グループ「PPF」の全額出資で設立された。登録資本金は3億元(約38億円)。天津地区で消費者向け無担保ローンを扱う。中国で初めて認可を受けたパイロット店4店舗がこのほど、北京、上海、成都、天津で営業を開始した。
銀監会が定める管理規則によると、消費者金融会社とは、預金業務を扱わず、小口分散を原則として、中国大陸部内の個人消費者を対象に融資を行う金融機関をいう。
「人民網日本語版」2010年12月3日