国務院「消費者物価の全体レベルの安定確保、民衆の基本生活保障に関する通知」の徹底実施を目的として、中央財政は近く、中西部地区の農村「五保供養(食事、衣料、住居、医療、葬儀の保障)」を対象とした臨時の補助金3億5千万元を支給、対象農民の基本生活を保障する方針。
中西部地区で「五保供養」の対象となる農民は約460万人に上るという。中央財政が今回支給する補助金は、1人あたり毎月15元、支給期間は今年11月から来年3月まで。また、財政部と民政部は各地に対し、中央政府からの補助金と地方政府資金を合わせ、支給基準額を1人あたり毎月20元以上とし、農村「五保供養」を対象に臨時の補助金を支給するよう要求を出した。
「人民網日本語版」2010年12月3日