マクロ経済が回復・好転するのにともなって、中国の物流産業の運営情勢は引き続き安定した成長傾向を維持している。中国物流・調達連合会の崔忠付副会長(秘書長を兼任)は4日、新華社と浙江省人民政府が共同開催した「中国(義烏)現代物流業発展・国際内陸港建設高層シンポジウム」に出席し、次のように述べた。年初以来、社会全体の物流ニーズが目立って回復しており、第1-3四半期(1-9月)の物流総額は91兆5千億元に達し、比較可能なデータに比べ16.8%増加し、増加率は前年同期を9.9ポイント上回った。また10月には物流総額が100兆元を突破した。
崔副会長によると、物流総額が急速に増加しただけでなく、今年は物流産業の増加額(付加価値額)も急速に回復しており、1-9月には1兆9007億元に達して、比較可能な前年同期のデータに比べて14.6%増加し、増加率は同期の国内総生産(GDP)の伸びを4ポイント、同期の第三次産業の増加額の伸びを5.1ポイント、それぞれ上回った。
「人民網日本語版」2010年12月6日