韓国駐中国大使「両国は1時間の生活圏」(1)

韓国駐中国大使「両国は1時間の生活圏」(1)。

タグ: 韓国 中国 経済

発信時間: 2010-12-09 17:10:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

▽レートは国際市場が決定する

--最近韓国ウォンの値下がりが激しい。中国と日本の観光客が韓国・ソウル市内の大型デパートの「お得意さん」になっている。こうした韓国ウォンの下落による海外からの「買いあさり」現象をどう思うか。

レートは市場の状況にともなって変動するものだ。最近の韓国のレートの動きは大きくないと考えている。(「買いあさり」現象の出現について)以前に比べて、中国の経済力が強まり、中国人観光客の購買力が一層高まったというだけのことだ。こうした局面は引き続き不断に発展していくと考える。中韓関係および中国国民の上昇を続ける生活水準からみて、こうした現象は非常に積極的なものだと思われる。

▽自由貿易圏交渉に具体的なタイムテーブルなし

--中韓両国は自由貿易圏の建設に関する議論を長年にわたり行ってきたが、政府間の正式な交渉は今まで行われていない。この構想の推進は、大使の業務日程に入っているのか。

韓中間の自由貿易協定について、すでに実行可能性の研究を終えており、現在は両国政府が敏感な分野について事前協議を進めているところだ。両国間の自由貿易協定が進展していないとは言えない。正式な交渉を行うために、現在意見の交換が行われている。相互の合意が円満に達成され、さらに進んで正式な交渉の段階に入ることを期待する。正式な交渉について、両国政府は大きな期待を寄せており、これが十分に必要なことであると認識している。自由貿易協定を締結にこぎ着けることができれば、非常に積極的な効果をもたらすことになる。

「人民網日本語版」2010年12月9日

 

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