年初以来、輸入が継続的に拡大しており、11月の輸入の増加率は37.7%に達して、今年下半期で最高を記録した。主要貿易相手先からの輸入が目立って増加し、中国は関連国にとって最も主要で、最も伸びが急速な輸出市場となった。
こうしたことを土台として、貿易黒字の規模が一層縮小した。今年1-11月の貿易黒字は同3.9%減少し、08年同期比では34.2%減少し、貿易の不均衡状態が改善された。
姚報道官によると、輸入を一層拡大するために、まずは輸入が中国の技術の進歩、産業能力の向上、製造業のグレードアップ、産業構造の改善、サービス業の発展に重要な役割を果たしていることを明確にし、輸出を促進した方に輸入の発展を促進する必要がある。
次に、輸入貿易の利便化を一層促進する必要がある。輸入貿易の利便化は、輸入関連の政策措置における管理や制限を一層軽減し、輸入の自動許可の登録範囲を一層縮小することに体現される。現在、貨物輸入で自動許可による登録が行われているものは全体の約20%に過ぎず、今後は輸入貿易の審査承認手続きを一層軽減するとともに、輸入の自動許可登録を簡略化する必要がある。
「人民網日本語版」2010年12月16日