易観資本によると、2010年12月13日時点で中国のeコマース市場は合計24件の融資や買収、投資の情報を獲得し、関連金額は6億1400万ドルに達するという。融資はB2Cと共同購入の2分野に集中している。国際金融報が伝えた。
易観資本の統計によると、獲得された投資金額に占める割合を見ると、共同購入が16%、B2C分野が84%を占めている。投資数の統計によると、共同購入は10件、B2Cは15件ある。
易観資本の分析によると、投資金額からは共同購入はB2C分野におよばないが、今年成立したばかりの分野で規模は成熟したB2C分野にはおよばないため、獲得した投資金額も少なくなっている。注目度から見れば、共同購入はB2Cを大きく上回っている。
B2Cの関連分野は主に衣料品や靴などと総合類が中心で、取引金額で見ると総合類の占める割合が最大で、投資総額の51%を占めている。衣料品や靴などは41%。
「eコマースが益々投資家の人気の対象となっていることがわかる。eコマースの急速な発展と高い利益回収率による魅力の他に、多くの伝統的企業の大手も徐々にeコマースへ転換したり、eコマース関連分野に関連し始めている」と易観資本は述べている。
「人民網日本語版」2010年12月22日