寿光の野菜 |
寿光(山東省、イ坊市)の野菜や電子製品を積んだトラックが、中国税関の検査を経た後、「乗り換える」必要なく、同じトラックのままフェリーに乗り込んで直接韓国に到着することができるようになるという。もう荷卸しや船への積み込み、再びトラックへ積み込むといったわずらわしいプロセスを踏む必要はなくなる。中国の野菜や海鮮品といった食品が、7、8時間で直接韓国のスーパーに並び、輸出企業に毎月100万ドル近くの費用を節約させることになる。山東商報が伝えた。
陸海の共同運輸が中国と韓国の貿易を支援 貿易のコストを大幅に削減
21日に初めて通関した中国の貨物には、寿光の野菜やサムソンの電子製品、衣料品などが含まれる。「中国と韓国が陸海の共同運輸を始めて以来、両国間の通関時間は大幅に短縮され、これまでのコンテナ輸送に比べると約4時間短縮されている。例えば、今日積み込まれた寿光の野菜は朝収穫されたもので、寿光から威海港に運ばれた後、直接フェリーに乗り込み、数時間の航海の後で夕方近くには韓国のスーパーに並び、韓国の消費者の手元に届けられる」と山東省交通運輸庁の高洪涛副庁長は語っている。このスピードは国内の一部都市への運輸スピードよりも早い。以前は2回の通関時間で約数時間かかり、野菜の鮮度と水産品の生存率は大きく損なわれていた。