インターネット旅行サービス会社の携程旅行網によると、同社はこのほど複数の航空会社から、2011年1月1日より香港発着の航空路線における燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を引き上げるとの通知を受け取ったという。新華社が伝えた。
キャセイパシフィック航空と香港ドラゴン航空は、同日より(航空券発行日を基準とする)大陸部-香港地区間の路線の燃油サーチャージ徴収基準額を15.4ドルから16.5ドルに値上げする。香港地区とオーストラリア、ニュージーランド、北米、欧州、アフリカ、中東、南アジアなどとの間の路線では、徴収基準額を72.6ドルから79.6ドルに値上げする。その他の路線は15.4ドルから16.5ドルに値上げする。
香港航空と香港エクスプレス航空は同日より燃油サーチャージを一律値上げする。香港地区-モスクワ路線は79.6ドルに、その他の路線は16.5ドルに値上がりする。
このほか米国のコンチネンタル航空は2011年1月1日から1月31日まで、香港発路線の燃油サーチャージを調整する。うちニューヨーク行きとニューアーク行きの各路線は621ドルに値上げし、その他の路線は750ドルに値上げし、香港発カナダ行き路線は621ドル、グアム行き路線は330ドルに値上げする。
カンタス航空も通知を出し、2011年1月1日から、香港発着のすべての路線で燃油サーチャージをこれまでの566香港ドルから621香港ドルに値上げすると発表した。ブリティッシュ・エアウェイズも2011年1月1日から1月31日までの間に航空券を発行する香港発路線の燃油サーチャージを、これまでの566香港ドルから621香港ドルに値上げすることを発表した。
「人民網日本語版」2010年12月27日