2011年最初の営業日だった4日、人民元の対ドルレートの基準値は1ドル=6.6215元となり、2010年最後の営業日に記録した1ドル6.6226元を上回った。これで、人民元対ドルレートは10営業日連続の上昇となり、2005年の中国の為替制度改革後の最高値を更新した。
中国外国為替取引センターが発表したデータによると、4日のインターバンク外為市場における人民元とその他の主要通貨に対するレート基準値は、1ドル=6.6215元、1ユーロ=8.8301元、100日本円=8.0977元、1香港ドル=0.85213元、1ポンド=10.2527元だった。
アナリストは、米ドルの段階的な下落や輸入型インフレの抑制などの要因は人民元の上昇を後押しし、人民元の上昇は当面続くと予想している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月5日