中国の自動車市場は予測できないと言われている。成長すると思えば後退し、後退するかと思えば急成長したりする。この話はあながち間違ってはいない。2002年・2009年・2010年の急成長を事前に予想できた人はいなかったし、2004年・2008年の後退もみんなを驚かせた。それでは、2011年、中国の自動車市場はどうなるだろうか? 『広州日報」が伝えた。
最も憂鬱な予想:原油価格が1リットル当たり10元に 可能性:70%
最近では原油価格が上昇してもニュースになることはなくなった。自動車を所有する人々は、国内の石油価格がこれまでのように国際価格に合わせて上下することを望まなくなった。今はただ価格上昇の回数が減り、上昇幅がより小さくなることだけを望んでいる。
しかし、自動車の急速な発達が引き起こした一連の社会問題は、関連部門の注目を集めており、自動車の発達スピードを抑えようとの声、特に大都市における自動車所有台数の急増を回避しようとの声が後を絶たない。それではどのようにして抑えるか?自動車ナンバープレート発行数制限措置のほか、最も有効な手段は原油価格を引き上げることだ。1リットル当たり3元だった低価格時代はとっくに過ぎ、1リットル当たり10元と言う高価格時代がまもなく到来する。自動車ライフを満喫するためには、節油を心がけ、それを徹底しなければならなくなる。