中国のある造船工場が開発した海賊襲撃予防機能をもつ大型輸送船が20日、広州で引き渡された。この船舶の積載重量は5万トン、大型海上重量物運搬船としては現在のアジア地区で最大の積載重量であり、世界最先端の建造レベルを誇る。
「祥雲口」号と命名されたこの輸送船は、防弾シールドなど海賊対策設備を備えている。船舶に設置された自動警報ポイントは5500か所、世界でも数少ない海賊防止機能を持った遠洋船舶である。
この船舶の買主は「船舶建造の契約を交わした当初から世界の注目を浴びていた。すでに初就航の業務も確定しているし、現在もいくつかの国と運輸契約について話し合っているところだ」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月21日