ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(RBS)がこのほど発表した決済市場の動向に焦点を当てた年次報告書「ワールド・ペイメント・レポート2010」によると、世界が少しずつ経済危機を脱するに伴い、昨年、決済及びその他の銀行取引業務は再び成長を見せた。経済参考報が伝えた。
同報告書によると、中国は成長率が29%に達し、世界第3の非現金決済市場となった。この成長率はBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)におけるその他3カ国の成長率とほぼ同じだ。BRICsの2001年から2008年における非現金決済の成長率46%。うち、80%がクレジットカードとデビットカードによる決済だった。
「ワールド・ペイメント・レポート」はフランスのコンサルティング会社「Capgemini」、「RBS」、銀行・保険会社の協会「European Financial Management & Marketing Association(EFMA)」により毎年発表されており、主な内容は決済タイプ、決済額、地域ごとの世界決済市場の動向(電子決済、モバイル決済を含む)など。
「人民網日本語版」2011年1月14日