キューバの公式サイトが15日に掲載した文章で、「アメリカのオバマ政権はキューバへの渡航制限と送金規制を緩和したものの、キューバへの封鎖政策は変わってはいない」と指摘している。
ワシントンは14日、キューバへの渡航制限と送金規制を緩和すると発表した。これに対し、キューバの公式サイトは文章を掲載し、「これらの措置はアメリカのキューバ封鎖を変えたものとはいえない。ワシントンの政策は根本的に変わっていないが、アメリカの各階層の人々の民主的な主張が、キューバへの政策を変えようとする声が反映されている」とした。
さらに文章は、「オバマ政権の行ったこれらの措置は、クリントン政権時代の対キューバ政策を復活させたにすぎない。学者、学生、宗教界の関係者がキューバを訪れる際、アメリカ財政部の許可を得なければならい」と指摘した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2011年1月16日