胡錦濤国家主席がまもなく米国を訪問する。これを受けて近頃、「チャイナ」が米国メディアの注目ワードとなっており、中国関連の報道が各米国紙上で頻繁に見られるようになっている。米国「ウォールストリートジャーナル」は13日、中国にスポットを当てたコーナー「China Real Time Report」の中で、「中国が世界一だと認識する米国人(Americans See China as No.1)」と題する文章を発表した。それによると、調査に答えた米国人の約半数が、世界一の経済大国は中国だと答えたという。
この記事によると、米国の世論調査機関ピュー・リサーチ・センター・フォー・ザ・ピープル&ザ・プレスによる最新調査の結果、「世界一の経済大国はどこか?」の質問に、約47%が「中国」と答えた。一方、「米国」と答えた回答者はわずか31%だった。
同記事はこの結果について、「米国の経済規模は中国を上回っているものの、中国が世界一というのは、米国内での一般的な認識のようだ。胡錦濤主席はまもなく米国を訪問し、オバマ大統領と会談を行う。米国人の中国問題への関心は高まり続けている」としている。