このほど開かれた国務院常務会議で、日本の固定資産税にあたる不動産税を一部の都市で試験的に導入することが可決された。具体的な導入方法について地方政府が決定する。上海市と重慶市は全国に先駆けて不動産税の試験導入を開始するが、その詳細が27日明らかになった。
財政部、国家税務総局、住宅都市農村建設部の担当者は昨日インタビュー対し、次のように答えた。「試験導入開始後、委員が試験の結果をまとめ、全国展開へ向けたの改革案を提出する。条件がまとまり次第、必要住居面積の免税などを考慮した上で、全国規模で不動産税を導入する」