中国財政部は公式サイトで、『進境物品税調整方案』が国務院で承認され、コンピュータやカメラなどの輸入関税の税率を10%に引き下げると発表した。2011年1月27日からの実施となる。
1.『中華人民共和国進境物品輸入税率表』で関税コード2に分類されていたコンピュータ、関税コード1のビデオレコーダーなどのIT製品やカメラの税率を20%から10%に引き下げる。
2. 関税コード2に分類されていた「ビデオカメラ」の名称を「テレビカメラ」に変更し、税率は維持する。
調整後の『中華人民共和国進境物品輸入税率表』は以下の通り
関税コード |
税率(%) |
物品名 |
1 |
10 |
出版物、刊行物、教育専用映像フィルム、スライドフィルム、オリジナルカセットテープ、ビデオテープ、ゴールド、シルバーとその製品、コンピュータ・ビデオレコーダー・デジタルカメラなどのIT製品、カメラ、食品、飲料、同表の関税コード2、3、4と備考に含まれないその他の商品 |
2 |
20 |
繊維とその製品、テレビカメラとその他の電気器具、自転車、腕時計、時計(部品、付属品を含む) |
3 |
30 |
ゴルフボールとゴルフ用品、高級腕時計 |
4 |
50 |
たばこ、酒、化粧品 |
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月28日