中国商務部の陳徳銘部長は27日、ダボス会議で「世界貿易と経済成長に中国が与える影響」
をテーマとしたセッションに参加。「WTO加盟10周年を機に、中国は更なる開放を実現していく。今年からは企業による海外投資を特に支援する」と述べた。
陳徳銘商務部長は次のように述べた。「中国市場は現在8%以上の成長率を維持している。中国市場は過去10年に毎年15%の速度で成長していた。今後もこの速度を維持すると見られ、おそらく10年後には、中国の輸入量は現在の世界貿易総量を越えるだろう」
陳徳銘商務部長は、中国は今後14億人の国家となり、世界中の人がその発展や繁栄の恩恵を受けるはずだと述べた。さらに、陳徳銘商務部長は「今後は開放を更に進めていく。今年からは、企業の海外投資を特に支援し、より多くの海外製品の輸入、国内消費の促進に力を注いでいく」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月28日