『中国証券報』
人民銀:金利と量的ツールを利用した調整を継続
中国人民銀行は30日、『2010年第4四半期中国通貨政策執行報告』を発表し、金利、預金準備率、公開市場操作などの価格ツールや量的ツールを引き続き利用すると同時に、差別化した準備金の動的調整を用い、通貨政策ツールの効果と組み合わせる方針を示した。社会の融資総額の角度から金融の実体経済への支援に関する取り組み度合いを判断し、金利の市場化と人民元為替レート形成メカニズムの改革を着実に進める。
2010年の上場会社の無償増資・現金配当が過去最高に
利益の増加とともに、2010年は上場会社による配当が増加し、無償増資と現金配当は過去最高を更新した。データによると、31日までに年間報告を発表した54社のうち、46社が配当を計画している。10株あたり5株以上(5株を含む)を無償増資する会社は26社で、うち18社が10株あたり10株以上の無償増資を予定している。