盛穀氏は10年間におよぶ西部大開発により、西部地区は急発展の段階に入っており、現在は西部と東部の差が縮まる段階に入ったという見方を示した。例えば、四川省の条件は比較的良く、GDPで上海を抜くのは正常であり、今後も四川は東部地区を追い抜き、ランキングを上げていくだろうとしている。
華東師範大学国土開発および地域経済研究所の曾剛(ゾン・ガン)所長は「十二五(第12次五カ年計画:2011-2015年)の期間、中央政府は西部地区の発展促進に注力するため、中西部地区の急速な成長は今後も続くだろう」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月31日