日本の12月の経常黒字は前年比30.5%増加、日本経済の下振れリスクは弱まっている。輸出も徐々に回復に向かい、企業利益も増加、国内外の需要も更に安定する見込みだという。
三菱UFJ証券の鹿野達史シニアエコノミストは2月8日、日本の12月経常収支の大幅な増加は、日本経済の下振れリスクが弱まっていることを表しているとの見方を明らかにした。
鹿野氏は次のように述べた。「日本の輸出は明らかに回復に向かっている。経済の生産活動もすでに底を打ったため、企業収益も上昇に向かうと考えられる。また、これに伴い、一般家庭の収入も増加するため、国内外の需要は今後さらに安定していく」