証券・投資大手のCLSAアジアパシフィックマーケッツグループはこのほど発表した最新の報告書の中で、中国は2020年までに世界最大のぜいたく品市場に発展する可能性がある、との見方を示した。「法制晩報」が伝えた。
中国人消費者の所得が伸び、富に対する新たな欲望が高まるにつれて、ぜいたく品の鞄、腕時計、衣類などへの「渇望」も高まりをみせている。同報告書によると、中国人消費者はルイ・ヴィトンやエルメスといったトップメゾンの利益を底上げしており、今後10年で約1010億ドル規模のぜいたく品市場を形成することが予想されるという。
また同報告書によると、2020年には世界のぜいたく品市場の規模は5286億ドルに達し、うち2割前後を中国市場が占めることが予想されるという。