中国株式市場は種まきの季節を迎えたのか

中国株式市場は種まきの季節を迎えたのか。

タグ: 中国 株式 市場

発信時間: 2011-02-14 11:44:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

技術的観点から考察すると、昨年7月に市況が上向いたときに、上海株式指数は2319.7ポイントから3186.7ポイントにまで、867ポイント上昇した。その後今回の調整で、ピークの3186.7ポイントから1月25日には2661.5ポイントまで落ち、525.2点の下げ幅となった。即ち、前回の60.5%・0.618点という黄金分割を思い起こさせる上昇幅は、きれいに帳消しされてしまったことになる。

以上のように考えてみると、株価に着目するか技術的視点によるかに関わらず、A株が2カ余りの調整を受けたことによって、市場の好機はリスクを上回ったようだ。一年の計は春にあると言う。春に種をまいてこそ収穫が期待できるのだ。賢明な投資家は歴史的底値をつけた時価総額が割りに低い大型株を物色すればよいし、資金と経験が潤沢にある積極的な投資家は国の支援政策を受けられる業界を見渡して、低価格で成長見込みのある小型株を探せばよい。とは言っても、目の覚めるような上昇を見せたような株は、業績が伴っていなければ下落の危険性をはらんでいる。こういったものはもちろん敬遠すべきだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月14日

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