ボーイング社はこのほど、新しい客室内装飾である「スカイ・インテリア」を施した次世代737-800型機を中国国際航空に納品した。同タイプの航空機が中国に導入されるのは今回が初めて。同機では、青い空や静かな夕焼けをイメージしたLED照明による美しいインテリアを楽しむことができる。北京日報が伝えた。
新型内装「スカイ・インテリア」では、客室の壁を最適化することにより、飛行中の騒音を1-2デシベルほど低減したほか、LED照明システムを採用し、搭乗、離陸、機内食などのサービスに応じて照明を変えることができる。さらに客室内の天井照明を、空をイメージさせる青を基調とした柔らかい快適な色彩から、夕焼けのような安らぎを与えるゆったりとした色合いまで、多彩な配色に調整することも可能だ。LED照明の寿命は4万時間で、これまで使われてきた白熱灯の10倍となっている。
現在、世界の航空会社・リース会社60社が737-800型機を注文しており、その数は1689機にのぼる。
「人民網日本語版」2011年2月14日