報道によると、ロシアの沿海地方、ハバロフスク地方、アムール州の住民、特に生活や仕事上で中国人と頻繁に交流する人々は、中国の辺境や北部都市に不動産を購入することが多い。これらの場所の不動産価格はロシアのわずか半分から3分の1だからだ。中国辺境では2?3万ドルで50平方メートルの住宅を購入できるが、ウラジオストクやハバロフスクでは、同じ価格で部屋が一つしか買えない。両国間を頻繁に行き来するロシア商人にとっては、中国で不動産を購入するほうが賃貸よりずいぶん割に合っている。
中国で不動産を購入したロシア人の中には、賃貸で儲けようとする人もいる。琿春で不動産を購入したコンスタンティン氏もその一人だ。彼によると、部屋を貸し出せば、一年間で5?6万ルーブル(約1万元)以上の収入になるという。
「人民網日本語版」2011年2月16日