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発信時間： 2011-02-22 17:12:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

▽自動車メーカー30社の生産能力は4千万台強--生産能力の過剰をいかに消化するか？

中国の自動車生産・販売台数の伸び幅は2年連続の高成長を経て、今年は大きく縮まるだろうと見られている。今年の国産自動車生産・販売台数は2千万台ほどと予測されているが、来年以降の年間生産・販売台数については見方が大きく分かれており、3千万台に達するだろうとする人もいれば、最大2500万台に達した後に下降し、毎年2千万台前後を維持するだろうと見る人もいる。

車市場が高いレベルで推移する状況の中、国内の自動車メーカーは近年、生産能力の拡大に力を入れている。大まかな統計によると、「第12次五ヵ年計画」期間中、国内の自動車企業トップ30社の生産能力は4千万台を超えると見られ、深刻な生産能力過剰に直面する可能性がある。

過剰な自動車生産能力を消化するためには、事前に規模を縮小する一方で、すでに着工したが完成していない自動車生産能力については国外に目を向け、輸出拡大に努めなければならない。

税関の統計によると、中国の自動車生産台数は昨年、1826万4700台にのぼったが、輸出台数はわずか54万4900台で、生産台数全体の2.98％を占めるにとどまった。この割合は世界の主な自動車生産国の中でも最低レベルだ。

中国の自動車輸出は現在、自主ブランドの自動車がメインとなっているが、これらの自動車の販売ネットワークは完備されておらず、ブランドの知名度も低く、市場は主に発展途上国に集中しているため、短期間で大きな飛躍を果たすのは難しい。輸出をいかに拡大し、生産能力の過剰を回避するかも、中国が自動車産業発展において直面する重大な課題の一つだ。

「人民網日本語版」2011年2月22日

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