温総理は、「十二・五計画」期間中の成長率目標を年平均7%に設定したことを明らかにし、「(7%に設定したのは)経済成長の質と効率を高め、発展で得られる成果で国民の生活水準を引き上げるためだ。経済成長ばかりを重視し、環境を犠牲にしてはならない」と述べた。
温総理は「この問題を解決するのは、実際簡単なことではない」と明らかにし、「各級の幹部は経済成長の主な原動力が科学技術の進歩と消費拡大にあること、内的成長、イノベーションこそが中国発展の道だということを理解しなければならない。したがって、中国は総合的な指標、とりわけ効率、環境、民生に関する指標を充実させる必要がある。こうすることではじめて、過度な経済成長を抑制できる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月28日