李主任によると、経済規模をみると、09年の中国は国内総生産(GDP)が世界3位、固定資産投資と輸出入総額はいずれも世界1位、政府の消費支出は世界5位、国民の消費支出は世界4位で、中国の国際的な経済力が上昇を続けていることがわかる。発展の水準や構造をみると、一人当たり平均GDPは世界100位以内に入れず、経済発展レベルの先進国との開きはまだ非常に大きい。固定資産投資の対GDP比は世界1位、輸出入総額の対GDP比は世界18位だが、政府の消費支出の対GDP比は世界32位、国民の消費支出の対GDP比は世界33位であり、ここから中国の経済成長は依然として投資が主な原動力であり、国内消費の牽引作用はそれほど強くないことがうかがえる。
また李主任によると、省市区別の一人当たりGDPランキングでも中国はまだ後れを取っているが、上海市、北京市、天津市という3つの発達した直轄市は、経済発展レベルがすでに先進国並みの水準に達したという。
*ビン:「門構え」に「虫」
「人民網日本語版」2011年3月1日