「成渝経済区区域計画」について、会議では次のことが指摘された。
重慶市の31の区・県および四川省の15の市からなる成渝経済区は、人口、都市、産業が集中する中国の重要な地域である。成渝経済区は自然環境に恵まれ、交通システムが整い、人力資源が豊富で、中国の経済社会の発展において重要な戦略的地位を占めている。
成渝経済区の発展を加速することは、西部大開発を進め、地域の協調的発展を促し、総合的国力を強めることにとって重要な意味を持つ。改革を深化させ、空間利用を最適化し、開放を拡大し、地域の一体化した発展を促し、都市と農村の改革を計画的に進め、発展を保障する能力を高め、内陸開放型経済を発展させ、長江上流生態安全障壁を構築しなければならない。
2015年までに成渝経済区の経済力を大幅に引き上げ、経済区を西部地区の重要な経済拠点、全国の重要な近代的産業基地として育てなければならない。そして、基本公共サービスのレベルと住民の生活レベルを大幅に引き上げなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月3日