北京市では昨日、新しく建設される都市軌道交通8路線の工事開始式典が行われた。今回建設される都市軌道交通8路線は北京の東西南北を貫き、総延長は113.7キロ、駅74箇所を建設し、投資総額は約820億元になるという。
これは中国都市軌道交通ブームの縮図にすぎない。中国の各都市における都市軌道交通発展計画を見ると、2016年までに中国で新しく建設される路線は89本、総建設距離は2500キロ、投資規模は1兆元近い。このような大規模建設に、国内外の軌道交通建設企業が注目し、市場のシェアを獲得しようと狙っている。
フランスのグローバル企業アルストムは2月28日北京で、アルストムが中国にもつ合弁会社2社と北京市軌道交通建設管理有限公司が1.4億ユーロの契約を締結したと発表した。両者は取り決めに基づき、最新の牽引システムと世界最先端の信号システムを提供するという。