国家統計局は2日、第11次五カ年計画(2006-10年、十一五)期間の貨物貿易輸出入額は11兆6806億ドルに達し、第10次五カ年計画(2001-05年、十五)期間の2.6倍に達したことを明らかにした。十一五の5年間、貿易の年平均増加率は15.9%に上り、うち輸出は15.7%、輸入は16.1%に達して、それぞれ目標値を上回ったという。中国新聞網が伝えた。
統計資料によると、2009年の輸出額は世界1位で、世界の輸出全体に占める割合が十五末の7.3%から09年は9.6%に達し、輸入額は世界2位に躍進した。2010年の輸出入額は前年比34.7%増加の2兆9728億ドルで3兆ドルに迫り、再び過去最高を更新し、十五末の2.1倍に達した。
特に指摘すべきなのは、中国の輸出入製品の構造が一層改善されたということだ。2010年には機械電器製品の輸出額が6603億ドルに達して、十五末の1.9倍に増加し、ハイテク製品の輸出額は4127億ドルに達して、十五末の2.1倍に達した。
外資の利用規模が拡大を続けており、世界ランキングは十五末の4位から2位に上昇し、18年連続で発展途上国の首位に立った。2010年には海外からの直接投資額が1千億ドルを突破して1057億ドルに達し、十五末の1.8倍となった。