第11期全国人民代表大会(全人代)第4回会議に関する記者会見が6日午後、人民大会堂で開催された。国家発展・改革委員会(発改委)の張平主任、朱之キン副主任、徐憲平副主任が「第12次五カ年計画(2011-2015年、十二五)」綱要に関する記者からの質問に答えた。
張平主任は、地域経済の発展に関する質問に対し、「十二五」綱要では、香港・マカオ・台湾の経済発展計画が、初めて単独で盛り込まれたと話した。各地域の各業界人士の要望や香港・マカオ特別行政区政府(特区政府)の提案への具体的な対応措置が提出されたという。
朱之キン副主任は、広東省の発展および金融改革について、改革開放分野における広東の先行優位性や香港・マカオに隣接しているという地理的優勢を存分に発揮し、金融の改革開放・革新によって、実体経済や経済発展モデル転換により大きく貢献するとの見方を示した。