海南省の羅保銘省長は「今年の5月1日(大型連休)より、海南離島免税政策-中国国内の観光客向けに税金を還付する制度が実施される。現在、購買物品の限度額を5000元、一年に二回と設定した。5000元を越えた部分に関しては、税金優遇措置を考えている」と明らかにした。
羅保銘省長の紹介によると、今年5月1日より、中国国内の旅行客は海南島で輸入商品を購入した場合、免税措置が受けられる。海南島税金還付制度は、国家税関総署、財政部、税務総局、海南省人民政府が共同で計画し、4月中旬に細則が発表される。
限度額や適用回数が少なすぎるのではないかとの質問に対して、羅保銘省長は「この制度は国家政策であり、中国では初の試みである。したがって、試験実施期間が必要である。現在は制度を変えることはできないが、実践を重ねるうちに、何かしらの変化があると期待している」と述べた。