陳徳銘商務部長は7日、中国はWTO・世界貿易機構に加盟して10年が経ち、当初の新メンバーから世界経済の成長を推し進める役割を果たすようになってきたと述べた。
これは開催中の全国人民代表大会の記者会見で述べたもの。
陳徳銘商務部長はさらに、「この10年間、中国の平均関税は15.3%から9.8%まで下がり100余りのサービス業種を開放した。また3000もの法規を見直し、国際貿易ルールに基づいた対外貿易制度を確立してきた。今後5年も、対外貿易の発展パターンを転換させ、輸入と輸出をともに推し進め、立ち遅れている国と主要輸出超過国との間のバランスを図っていく」と明らかにした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月8日