国家統計局が発表したデータによると、第11次五カ年計画(2006-10年、十一五)期間の大発展期を経て、中国の工業経済の力は著しく増強された。現在、220種類の工業製品の生産量が世界一となり、このうち粗鋼、石炭、セメントは長年にわたり首位をキープしている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
2009年に中国のセメント生産量は世界の生産量の60%を占めた。2010年には粗鋼生産量が世界の生産量の44.3%を、石炭生産量が世界の生産量の45%を、それぞれ占めた。
同局の大まかな算定によると、昨年の工業生産額は16兆元を突破して、05年比8兆3千億元増加した。比較可能な価格に基づいて計算すると、73.7%の増加で、年平均増加率は11.7%に上り、同期の世界の平均増加率の2倍以上に達した。
09年に中国製造業の生産額が世界の製造業全体の生産額に占める割合は15.6%に達し、中国は米国に次ぐ世界2位の工業製造国に躍進した。
「人民網日本語版」2011年3月8日