人民銀行副総裁兼国家外為管理局局長の易綱氏
さきほど記者の方が米国債、金、その他コモディティへの投資について述べていたが、私も多角化を推進する上で、これらについて考えたことがある。しかし、市場のキャパシティには限りがあるため、我々は投資に関して比較的慎重にならななければならない。我々は投資に関して、通貨の多角化および資産の多角化を前提として、大量の研究を重ねた後、投資案件を決定することにしている。
我々は各種資産の安全性や市場のキャパシティ、収益性などを総合的に考えた上で、リスクが回避できるという前提のもと、多角化を行う。これら多角化により、外貨準備資産運用の安全と回収の安定が保障される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月11日