世界大手格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は16日、『2011年アジア太平洋市場の展望』を発表した。その報告によると、今年日本のGDP成長率は1.3%~1.8%、凄まじい成長を遂げるインドと中国はそれぞれ8%と9%になるという。
S&Pの報告によると、日本の2010年の経済成長は4%だったが、2011年は地震と津波の影響により、1.3%~1.8%に下がるという。
そのほか、報告によると、2011年中国、インドはGDP成長の勢いを持続する。インドの成長率は8%~8.5%で、2010年の8.6%をわずかに下回り、中国の経済成長は9.1%~9.6%になるとした。また、S&Pは日本に関しては先行きが不透明であるが、アジア経済全体はこのまま成長を維持すると予測した。