東日本大震災は日本の情報通信(IT)企業の多くを操業停止に追いやり、その世界のIT産業チェーンにおける製品供給への影響も現れ始めた。現在は主にメモリモジュール(ディム)とフラッシュメモリチップを使用したUディスクの価格が上昇しており、一部ブランド製品は上昇幅が30%を超えたという。「広州日報」が伝えた。
広東省広州市のIT製品売り場の多くで、メモリモジュール製品の一部が30%ほど値上がりし、Uディスクも大幅に値上がりしている。数カ月後にはこうした製品の供給がストップするのではという懸念から、少なくない小売業者が買いだめを始めている。ある供給業者によると、価格はますます上昇するとみられ、値上がり前の価格で購入しようとすれば、日本の企業が生産を再開するのを待つしかない。