日産自動車の最高経営責任者(CEO)、カルロス・ゴーン氏は23日、大地震の影響で約40社の部品メーカーが稼働困難に陥っていることを明らかにした。これにより、自動車メーカーの状況はさらに複雑になりそうだ。
ゴーン氏は23日、電話インタビューに対し、電子関連部品のほか、プラスチックやゴム製品の供給が不足しており、日本の自動車メーカーと海外のメーカに影響を与える可能性があるとの見方を示した。また、日本の自動車メーカーは現在、日本自動車工業会(JAMA)を通じて部品メーカーの復興を支援しているという。