ゴーン氏は「状況はかなり深刻で、現時点では評価を出すのは難しい。地震、津波、輪番停電、燃料不足などの影響は自動車メーカーのみならず、部品メーカーやディーラーにも打撃を与えている」と述べた。3月11日に発生したマグニチュード9.0の大地震以降、日産やトヨタ、ホンダなどのメーカーは工場の操業を停止するなどの事態に陥っている。
ゴーン氏は、福島県いわき市の工場が生産を再開するのは4月中旬ごろになるとの見通しを示した。日産の他の国内生産基地は地震の被害を受けておらず、現在のところ正常に操業している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月24日