エネルギーコンサルティング会社息旺能源の報告によると、2009年4月、中国のディーゼル・オイルの供給が不足した際、税関の統計には突如として大量の輸入灯油が登場し、その月の輸入量は7万トンに達した。KOLMARとグレンコアは税関部門が認める重要な輸入業者である。
聞くところによると、輸入業者が国内に輸入した灯油は、一部の製油工場が生産する非標準ディーゼル・オイルと簡単な調合を行えば、広東市場が販売する「国IIディーゼルオイル、「国III-0♯ディーゼルオイル」に近いディーゼルオイルが採れ、その調合コストも非常に低いという。
これらの灯油は『化学工業用オイル』という名義で輸入されおり、燃料消費税を払う必要はない。したがって、1トンあたりのコストは標準のディーゼルオイルよりも1000元近く安くなるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月25日