ある専門家の分析によると、今回ベスト10入りした省市区をみると、東部地区と直轄市の占める割合が高いが、中部地区の湖北省と西部地区の四川省もランク入りしており、中西部地区のイノベーション潜在力が発揮され始め、飛躍的な発展に向けた模索が始まったことがうかがえる。また中西部地区に位置する武漢市、成都市、西安市といった副省級都市もランク入りしており、資源や人材にそれほど恵まれているとはいえないこれらの都市も、相当のイノベーション能力を備えていることがうかがえる。これらの都市のイノベーション力と波及効果が発揮されれば、中西部地区の経済社会の発展に対して重要な推進作用をもたらすことが予想される。
「人民網日本語版」2011年3月29日