▽経済発展の強力なエンジンに
珠江デルタ地域は広東省を遅れた農業大省から国内トップクラスの経済大省へと転換させ、経済規模でアジア四小竜(韓国、台湾地区、香港地区、シンガポール)のシンガポール、香港、台湾を相次いで追い越させた。珠江デルタ都市群は国内で経済密度が最も濃く、国際化のレベルが最も高い地域となり、また経済社会の発展を推進する強力なエンジンとなった。
国務院の承認を受けた「珠江デルタ地域改革発展計画綱要(2008-2020年)」によると、2012年をめどに珠江デルタ地域で全国に先駆けて小康社会(ややゆとりのある社会)を全面的に達成し、地域一体化の局面を基本的に構築し、広東、香港、澳門の経済のさらなる融合発展をはかる。また2020年をめどに全国に先駆けて現代化を基本的に達成する方針だ。