中国の各航空会社、旅行代理店および武漢天河空港によると、高速鉄道の開通で武漢からの出発が便利になり、同市半径600キロ以内の短距離航空便はすでに7割近くが運航を停止した。
武漢-南昌線の運航停止が1日に発表された。これに先立ち、南京-武漢線もすべて運航停止した。昨年5月以降、省内路線のうち武漢-宜昌、武漢-襄陽などの路線が相次いで運航を停止している。武漢-宜昌鉄道の開通、武漢-恩施鉄道の開通予定、武漢-恩施高速道路の開通の影響を受け、両市間のフライトは5便から2便に減った。
天河空港の概算によると、同空港発着の片道600キロ以内の短距離線はすでに7割近くが運航停止、恩施、運城、太原の各便は残っている。片道800キロ前後の広州、上海などの路線でも利用者が激減しており、東北、西北、西南の各方面のフライトのみ従来の利用者数を維持している。