博鰲(ボアオ)アジア・フォーラム2011に関するブリーフィングが6日午後に北京で開催された。
周文重事務局長によるとフォーラムは「あまねく広がる発展:共通のアジェンダと新たな試練」をテーマに、14日から16日まで海南省博鰲で開催。各準備作業はすでにほぼ完了し、40数カ国・地域から1400人近くの出席が確認されている。また、国内外の記者約800人が報道のため現場入りする。
今年はフォーラム設立10周年にあたり、例年より格調高いものとなる。胡錦濤国家主席はロシアのメドベージェフ大統領、ブラジルのルセフ大統領、南アフリカのズマ大統領、韓国の金滉植首相、スペインのサパテロ首相、ウクライナのアザロフ首相、ニュージーランドのイングリッシュ副首相など7カ国の首脳と共に開幕式に出席する。
フォーラムは23の議題を用意。「政策解読:第12次五カ年計画」など中国に関するものもあれば、「グローバル産業シフトの新基調」など世界や地域の重要問題、さらに「モバイルインターネットの未来」など産業関連の議題もある。フォーラム設立10周年記念活動も予定している。フォーラムはアジアを始めとする世界の新興経済国の発展に焦点を合わせ、その一層の発展に向けた提言を行う。
「人民網日本語版」2011年4月7日